中国 軍事パレードに３０か国首脳級出席を発表 NHKニュース
中国政府はことしを「抗日戦争と反ファシズム戦争の勝利７０年」と位置づけ、記念の軍事パレードを来月３日に北京の天安門広場で行います。
これについて、中国外務省の張明次官が２５日に記者会見し、これまでに３０か国の首脳級の出席が決まったと発表し、ロシアのプーチン大統領や韓国のパク・クネ大統領、それに、北朝鮮のチェ・リョンヘ（崔竜海）朝鮮労働党書記などを挙げました。
韓国政府は、パク大統領が軍事パレードを観覧するかどうかは未定だとしていましたが、張次官は「中国を訪れる首脳はすべての行事に参加する」と述べました。
このほか、１９か国が政府代表を派遣するということで、フランスとイタリアは外相、アメリカ、ドイツ、カナダなどは中国駐在の大使が出席するとしています。
一方、日本は安倍総理大臣が出席しないことを２４日に発表したほか、中国駐在の木寺大使らも出席しません。会見では、中国の記者から「日本との真の和解をどう果たすのか」という質問が出て、張次官は「記念行事は今の日本や日本国民を標的にしたものではなく、現在の中日関係とは直接関係ない。われわれはこれからも両国間の４つの政治文書を基礎に関係の改善と発展に努めていく」と答えました。
