九州の玄関口である北九州市の中心駅。本州と九州の接点としての機能を有し、山陽新幹線及び九州新幹線の全列車が停車するほか、在来線においても東九州の各都市を結ぶ日豊本線の起点であり、特急列車が多く運行されている。当駅は新幹線と特急列車の乗換駅として重要な役割を果たしている。他の路線も含め多くの列車が当駅を始発・終着するターミナル駅である。
JR九州の駅は、当駅の所属線であり福岡・西九州方面へ伸びる鹿児島本線と、本駅を起点として東九州を縦断する日豊本線という九州の2大幹線の分岐駅となっている。このほか、鹿児島本線門司駅から分岐する山陽本線の下関駅からの大半の列車と、日豊本線城野駅から分岐する日田彦山線の全列車が当駅まで乗り入れている。
日豊本線(にっぽうほんせん)は、福岡県北九州市小倉北区の小倉駅から大分駅、延岡駅、宮崎駅を経由して、鹿児島県鹿児島市の鹿児島駅までを結ぶ九州旅客鉄道(JR九州)の鉄道路線(幹線)である。
路線のほとんどは国道10号と並走しており、車窓から道路を見ることができる(ただし大分-佐伯間では国道197号・国道217号が、宮崎-都城間では国道269号が当線と並走し、国道10号は当線から離れた内陸部を経由)。
日田彦山線(ひたひこさんせん)は、福岡県北九州市小倉南区の城野駅から大分県日田市の夜明駅に至る九州旅客鉄道(JR九州)の鉄道路線(地方交通線)である。
なお、中津市は下関市、行橋市、直方市と並ぶ北九州都市圏の二次核(主要都市)の一つ。その都市圏は北九州都市圏の南東部に組み込まれる。また、大分市と北九州市の中間地点に位置することから、北大経済圏(北九州地域と大分県中・北部地域)の要としても期待される。
北九州都市圏(きたきゅうしゅうとしけん)とは、北九州市を中心とする都市圏のこと。非県都の都市圏としては日本最大規模である。
関門都市圏(かんもんとしけん)は、福岡県北九州市(地図)と山口県下関市(地図)を中心として、関門海峡の南北に広がる都市圏。「関門大都市圏」とも言う。
九州地方の道路一覧 - Wikipedia
東九州 - Wikipedia
中間に福岡市、熊本市などを擁し、早期に鹿児島本線の電化・複線化や九州自動車道の整備が行われた九州西部沿岸に比べ、大きな都市が少ない九州東部沿岸では日豊本線の高速化や高速道路の整備が大幅に遅れ、東九州はかつては裏九州、陸の孤島と呼ばれることもあった。しかし、近年、高速道路の開通や鉄道の高速化によって交通の整備が進みつつある。
別大国道(べつだいこくどう)は、国道10号の大分県別府市東別府と大分県大分市生石の間の約7kmの区間の別名である。大分市と別府市を結ぶ一般道の幹線道路は他には一切ないため、九州で最も交通量の多い区間のひとつである。
路線全域がJR日豊本線と併走している(ただし、別大国道の区間内に駅はない)。海沿いを走っているので別府湾の景色が望める。
毎年2月上旬に開催される別府大分毎日マラソンのコースとしても知られている。
大分都市圏は、大分県の県庁所在地であり、県内人口の約 40% が集中する中核市の大分市を中心とする都市圏である。大分市と、県内人口第2位で国際観光温泉文化都市の別府市とが双子都市の様相を呈しているため、別大都市圏と呼ばれることもある。両都市間は別府湾沿いの別大国道(国道10号)で繋がれて、本都市圏の主要部を形成している。