私も「スター・ウォーズが続く限り、今後も元気に生き延びていきたいと思います。」→ヤマザキマリの地球のどこかでハッスル日記 第61回 「闘うヒロインの時代。『スター・ウォーズ フォースの覚醒』をイタリアで観た」 https://t.co/D9Y9amgo9h
— 永井 祐子 (@cafebleunet) 2016, 1月 6
ジョン・ウィリアムズによる壮大なあのテーマ曲がかかったとたんに一気に意識は正面の大スクリーンに吸い込まれ、他の事は一切何も考えられなくなっていました。少なくとも私にとってのスター・ウォーズは人生において尋常ではない衝撃を受けたSF映画であり、このテーマ曲を聴くだけで1977年、一作目が初めて日本で公開されたときに見に行った、あの骨の髄すら奮える思いの感動が蘇ってきます。
今回の最新作である『フォースの覚醒』は、まさに、あの39年前に公開された初回のスター・ウォーズを見に行ったおっさんおばさんならきっと誰しも、感動に打ちひしがれる内容になっていると思われます。
ストーム・トルーパー(私的には彫刻家ガウディの曲線のような真っ白な甲冑に身を包んだ兵士たち)のひとりが「オレってこんな事してていいのかよ!」と正義に目覚め、反逆者になるという、今までに無かった斬新な展開から始まり、そして次に画面に現れるのは砂漠の中で難破した宇宙船の部品などを売って日銭を稼ぎつつ孤独に生きる女性のレイ。つい数ヶ月前に見た『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』もそうですけど、時代はなんとなく、強いヒーローというステレオタイプは薄れ、ジャンヌ・ダルク的な闘うヒロインに焦点が当てられる傾向が強くなってきたように思われます。
私にとってのスター・ウォーズはやはり一作目が一番の名作ではあるのですが、今回のような思いがけない感動を提供されると、やっぱりまだこの先も何が起こるのか気になりますし、次回作が待ち遠しくなります。
とりあえず、スター・ウォーズが続く限り、今後も元気に生き延びていきたいと思います。
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