https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

イラン「大使館がサウジアラビアの攻撃受けた」 NHKニュース

イランの国営メディアは7日、内戦状態にあるイエメンの首都サヌアサウジアラビアの軍用機がイラン大使館を攻撃したと伝え、外務省の報道官は、現地スタッフがけがをしたほか大使館の建物も被害を受けたと主張し「意図的に狙ったものだ」などとサウジアラビアを厳しく非難しました。
一方、現地からの報道によりますと、大使館の建物に外見上の被害はなく、ロイター通信は目撃者の話として、大使館から700メートルほど離れた場所が爆撃され破片などが大使館に落ちたと伝えています。
サウジアラビアは、周辺のアラブ諸国とともに去年3月から隣国イエメンで、イランが支援しているとされるシーア派武装勢力に対し空爆を続けています。
大使館が攻撃されたとするイラン側の主張について、サウジアラビア側の報道官はロイター通信に対し、調査中だとしたうえで「サウジアラビアに向けてミサイルを発射した反体制派の武装勢力に対して激しい空爆を加えている。武装勢力は放棄された大使館や民間施設を使っていた」としています。
サウジアラビアはイランと外交関係を断絶し緊張が高まっていますが、今回の事態を受けて両国の対立がさらに深まることが懸念されています。

イエメンでは、イスラムシーア派の反体制派を支援しているとされている同じシーア派のイランと、スンニ派の政権側を支援するサウジアラビアとの間で、いわば「代理戦争」の様相を呈していました。
イエメンでは、北部を拠点とするイスラムシーア派武装勢力「フーシ派」が去年2月、首都のサヌアを掌握したあと、首都を追われたスンニ派のハディ政権との間で激しい内戦状態となっています。「フーシ派」はシーア派の大国イランの支援を受けていると指摘されています。
一方、ハディ政権に対してはスンニ派の大国サウジアラビアなどが支援を行い、去年3月からエジプトやヨルダンなどのスンニ派アラブ諸国とともに反体制派に対する空爆を開始し、いわば「代理戦争」の様相を呈していました。

サウジ連合軍とイエメン、イラン大使館空爆を否定 | Reuters

サウジアラビア主導の連合軍とイエメン外務省は、サウジ軍機によるイラン大使館空爆を否定した。


イランは7日、イエメンの首都サヌアで6日夜に大使館がサウジ軍機の攻撃を受けたとしていた。


大使館がある地域で軍事行動を展開していないとの連合軍司令部の声明を、国営サウジ通信が伝えた。


また複数のサヌアの住人はロイターに対し、大使館の建物は損害を受けていないと述べた。

サウジ政府、イランとの戦争許さず=副皇太子 | Reuters

サウジアラビアムハンマド副皇太子は、同国とイランとの戦争は大惨事の始まりになるとし、政府はそれを許さないとの考えを示した。エコノミスト誌が7日伝えた。


防相を務める副皇太子は同誌のインタビューで「(戦争は)われわれが全く予測しない事態であり、それを煽る人々は正気ではない」と発言。


サウジアラビア政府は米国が中東への関与を弱めていることを懸念しているとし、「米国は世界のナンバーワンであることを自覚すべきで、それに見合った行動を取る必要がある」と述べた。