愛知県では午前中、開通を祝う式典が行われました。開通するのは、新東名高速道路の浜松市の「浜松いなさジャンクション」と愛知県豊田市の「豊田東ジャンクション」を結ぶ５５キロ余りの区間です。
この区間にある愛知県岡崎市の岡崎サービスエリアでは、関係者や地元の人たちが参加して式典が行われ、中日本高速道路の宮池克人社長が「開通が沿線地域の産業、文化の発展につながることを願っています」とあいさつしました。そして、新しい道路でテープカットをして開通を祝いました。
中日本高速道路は、新しい区間の開通によって並行して走る東名高速道路の渋滞の緩和や、南海トラフの巨大地震など大規模な災害の際、救援活動や物資輸送のルートとしての活用などが期待できるとしています。
新しい区間の一般車両の通行は、午後３時からできるようになります。
新東名高速道路は、これで全体の８割になる愛知県豊田市と静岡県御殿場市の間の区間、およそ２００キロがつながり、残る御殿場市と神奈川県海老名市の区間は平成３２年度の開通を目指して建設が進められています。
