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アメリカの情報機関を統括するクラッパー国家情報長官は、議会上院のマケイン軍事委員長に宛てた書簡で、中国が南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島に造成する人工島についての最新の分析結果を明らかにしました。
この中でクラッパー長官は、一部の人工島では燃料貯蔵や補給に使われるとみられる施設や、軍事用の監視レーダーなどの整備も進んでおり、すでにミサイル駆逐艦なども寄港を始めていると指摘しています。そして、戦闘機や地対空ミサイル、巡航ミサイルなどを配備できるインフラや施設を構築していると指摘したうえで、建設のペースや規模から早ければ年内にもこれらが完成し、攻撃的な軍事力を素早く展開できるようになるとして強い警戒感を示しています。
人工島での施設の建設について、中国は必要な自衛権の行使だと主張していますが、クラッパー長官の今回の分析はさらなる軍事化の可能性を指摘したもので、今後、米中の対立がさらに深まることも予想されます。

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