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女子はドン引き!? バリキャリとゆるキャリ、決めつけ指導はもう古い|News&Analysis|ダイヤモンド・オンライン

 バリキャリとゆるキャリ――。働く女性が増える中で、仕事を生活の中心においてバリバリ働く女性と、家庭や趣味・交友等を大切にしながらマイペースで働く女性という、この2つの立場の人々の職場闘争がしばしば話題となってきました。しかし、最近、当の女性たちにとって、この二項対立は時代遅れに映っているようなのです。

 そもそも「バリキャリ」という言葉が生まれた背景には、1985年に施行された男女雇用機会均等法があります。これを機に、残業もいとわず、男性と肩を並べてバリバリと働くバリキャリ女性が急速に増えることとなりましたが、今や時代は変わりました。2000年代以降は「改正育児・介護休業法」や「労働基準法改正」などを通じて、仕事と家庭などを両立させる「ワークライフバランス」の考え方が一般的になっています。


 このように「男女平等」から「両立」へと国の施策も変化するなかで、働く女性たちの仕事へのスタンスも徐々に変わってきているのです。昔は、男女平等を勝ち取る中で、ファーストランナーと言われるバリキャリ女性たちが登場しましたが、その後、「仕事は頑張りたいけれど、あんな風にはなれない…」と思った働く女性たちは少なくありませんでした。しかも今は両立支援も以前より整ってきているなかで、女性をバリキャリとゆるキャリに分けるのは難しくなってきていると言っていいでしょう。