https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

キューバでは1959年にフィデル・カストロ氏らが革命を起こして親米政権を倒し、共産党の独裁による社会主義体制を築きました。キューバ共産党の党大会が5年ぶりに首都ハバナで開かれ、19日までに84歳のラウル・カストロ国家評議会議長が党の第1書記に再選されたほか、85歳のマチャド副議長も第2書記に再選されました。
党大会では、5年前に公職から引退し、たびたび健康上の不安が取り沙汰されてきたフィデル・カストロ氏が演説し「私はまもなく90歳になる。この議場で話す最後の機会になるかもしれない」と述べたうえで「誇りを持って仕事を着実にこなせばキューバ共産主義は持続できる」と呼びかけました。
キューバは半世紀以上にわたって対立してきたアメリカと国交を回復し、先月オバマ大統領が歴史的訪問を行って民主化の推進を呼びかけていました。今回の党大会では指導層の世代交代が進むか注目されていましたが、若手の起用はなく、今後も国を率いるいわゆるキューバ革命世代の指導層の高齢化を印象づけました。