原田武夫です。おはようございます。「安倍外交はなぜいつも失敗するのか?」プーチン大統領から背負い投げをくらいました。いよいよ、ですね。。。拡散を。https://t.co/otKH2APuPi
— 株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 (@iisia) 2016年5月21日
プーチン発言についての朝日と毎日の報道が真逆、という指摘があるので、簡単に説明を。と言っても、説明できるのは私がなぜ「領土問題を話し合う」の部分が今回のニュースだと考えたかについてですが。まず、プーチン発言の全文を紹介します。 https://t.co/IfWBrWAbWk
— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) 2016年5月21日
承前)プーチンの発言は、ロシアASEANサミットの総括記者会見でのものでした。ロシア記者がプーチン氏に安倍首相との首脳会談について、「我々の島を高く売ろうとする取引ではないのか。経済関係と領土問題を切り離すことはできたのか」と聞いたことへの回答です。
— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) 2016年5月21日
プーチンの回答その1) 我々と日本との関係と、何かを高く売ろうとしているのではないかというあなたの提起についてだが、我々は何も売るつもりはない。たくさんのものを買う用意はあるが、何も売らない。
— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) 2016年5月21日
プーチンの回答その2)しかし我々は我々の全てのパートナーと対話をする用意があるし、したいと考えており、その中には日本があり、平和条約問題も含まれており、その文脈の中で領土問題についても討議をする。
— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) 2016年5月21日
プーチンの回答その3)我々はあることと別のことを結びつけておらず、ただ求めているのは、もう一度繰り返すが、関係を発展させることであり、それには我々がアジア太平洋地域と世界全体における重要なパートナーだと考えている日本も含まれているのだ。
— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) 2016年5月21日
プーチンの回答その4)日本は我々の隣人であり、この国との相互関係が高いレベルに達している。我々は一つのことを別のことを結びつけることはせず、我々はすべてのオプション、全ての協力の方向性について話し合う。経済も人的分野もスポーツも平和条約も。そして何かをを結びつけることはしない。
— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) 2016年5月21日
プーチンの回答その5完)最近、我々の間の接触に一定の制約がある。しかしこの制約は我々の政策によるものではない。我々は(日本との)作業に開かれており、用意ができている。 ※発言の原文はこちらにあります→ https://t.co/9H8c9xzD0w
— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) 2016年5月21日
まず、ロシア記者の質問はおそらく仕込みです。ロシアASEANサミットの総括会見の中で突然日本、それもASEANと関係ない領土問題を持ち出した。クレムリン側に、日本からの経済協力を得るために領土を譲るのではないかという国内の懸念を払拭する機会にしたいという意図があったのでしょう。
— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) 2016年5月21日
クレムリンが今回出したかったメッセージは非常に単純。要は「経済協力の代わりに島を日本に差し出すのか?」「そんなことはしない」という問答に集約されるでしょう。国民の疑念を晴らす、という狙いです。
— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) 2016年5月21日