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イギリスを拠点にシリアの内戦状況を監視している人権団体は、4日、アサド政権の政府軍が、ロシア軍の空爆支援を受けながらシリア北部のラッカ県の中に入り、過激派組織ISと激しい戦闘を行っていると発表しました。
戦闘が行われている地域は、ISが事実上の首都と位置づける都市ラッカから数十キロの距離で、シリアの政府軍がラッカ県の中に入ったのは、おととし8月にラッカ県内の空軍基地がISに奪われて以降、初めてだということです。今回のシリア政府軍の作戦について人権団体では、ラッカとその西に位置する主要都市、アレッポとを結ぶ幹線道路を遮断することをねらっているとみています。
ISに対しては、アメリカ主導の有志連合の支援を受けるクルド人などの部隊が、先月下旬からラッカの北の地域で大規模な軍事作戦を続けています。またイラクの国営テレビは、4日、ISが支配するイラク中部の都市、ファルージャの市内にイラク軍の特殊部隊が入り、激しい戦闘を行っていると伝えました。
シリアのラッカとイラクファルージャはいずれもISにとって重要な拠点で、ISに対する攻勢が各地で強まっています。

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