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今月18日、西部ネバダ州のラスベガスで行われていた共和党のトランプ氏の集会で、警備にあたっていた警察官の拳銃を奪おうとしたとして19歳の少年が逮捕されました。
ネバダ州の捜査当局などによりますと、その後の調べで少年は西部カリフォルニア州からラスベガスを訪れ、拳銃を奪ってトランプ氏を殺害するつもりだったと供述しているということです。また、およそ1年前からトランプ氏の殺害を計画し、集会の前日には射撃の練習を行っていたということです。
トランプ氏に対しては、ことし3月にも演説中に男が突然柵を乗り越えて壇上に上がろうとして取り押さえられるトラブルも起きています。
過激な発言を繰り返すトランプ氏を巡っては、集会のたびに大規模な抗議デモが起きて逮捕者も出るなどトラブルが相次いでいて、シークレットサービスが警護を強化しています。

トランプ氏の陣営は、20日、選挙対策本部長のコーリー・ルワンダウスキ氏を事実上、解雇したことを明らかにしました。
トランプ氏の陣営は、理由は明らかにしておらず、ルワンダウスキ氏もCNNテレビに出演し、「なぜ解雇されたかは分からない」と述べる一方で、「依然としてトランプ氏は大統領にふさわしい」と強調しました。
ルワンダウスキ氏は、トランプ氏の選挙戦を支えてきた側近の1人で、ことし3月にルワンダウスキ氏が女性記者を暴行した疑いでトラブルとなった際も、トランプ氏は、擁護する姿勢を見せていました。
一方、20日に発表されたアメリカのモンマス大学の世論調査では、民主党の指名獲得を確実にしたクリントン氏の支持率が49%なのに対し、共和党のトランプ氏は41%にとどまるなど、この1か月間でトランプ氏の支持にかげりが見られています。
トランプ氏の陣営は、選挙スタッフの規模や、資金集めなどを巡って、クリントン氏の陣営に比べ、大きく差をつけられていると指摘されており、選対幹部の突然の解雇は、11月の本選挙に向けて、選挙戦の立て直しを図るねらいとみられます。

#米大統領選 #トランプ