リオネル・メッシ選手は、アルゼンチン代表のエースとして前回のワールドカップブラジル大会では最優秀選手に選ばれ、現在はスペイン1部リーグのバルセロナに所属しています。
メッシ選手は、中南米の租税回避地に設けた会社を利用して、収入から日本円にして4億7000万円余りを脱税した罪に問われ、スペインの地方裁判所は6日、禁錮1年9か月、罰金2億3700万円余りの判決を言い渡しました。メッシ選手は、脱税分と金利を含めた金額をすでに納付したということです。
スペインでは禁錮2年未満の判決の場合、執行猶予が認められることが多いとして、現地のメディアはメッシ選手が収監される可能性は低いと伝えています。メッシ選手は「財務については父親に任せていた」などと主張していて、所属するバルセロナはメッシ選手を擁護する声明を出しています。