京都市上京区にある京都迎賓館は、これまで毎年夏に10日間程度、抽せんで選ばれた人を対象に公開されてきましたが、国内外からの観光客をさらに増やそうと、21日から年間を通じた一般公開が始まりました。
21日は午前10時の開館とともに、事前にインターネットで申し込んだ人などが次々と中に入っていきました。
このうち、壁に織物の技法を使って山並みと夕日の装飾画が施された「夕映の間」は、大臣会合などの会議が開かれる場所で、訪れた人はじっくりとのぞき込んだり、写真を撮ったりしていました。
東京から訪れた70代の女性は「一般公開されることを知り、生きている間に見てみたいと思っていました。こんなに近くで見られて感動しています」と話していました。
迎賓館の一般公開は中学生以上が対象で、迎賓館での接客に支障のない範囲で、午前10時から午後5時まで行われます。
また、京都では今月26日から「京都御所」でも、年間を通じた一般公開が行われることになっています。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160720#1469011222
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160626#1466937322