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NHK 放送センター “2020年から順次建て替え” 基本計画 | NHKニュース

NHKは、東京・渋谷の放送センターを2020年から現在の敷地で順次建て替え、合わせて3つの建物を今から20年後の2036年までに建設するとした基本計画を発表しました。


東京・渋谷にあるNHK放送センターは、一部が運用開始から半世紀が経過するなど、老朽化が進んでいます。
このためNHKは、去年6月、現在地での建て替えを決め、施設の配置や作業工程などを盛り込んだ基本計画を取りまとめ、30日の経営委員会で了承されました。


それによりますと、建て替え後の放送センターは、スーパーハイビジョンやインターネットを活用したサービスなど、新たなサービスを提供するとともに、大規模な災害にも耐えうる防災・減災報道の拠点にするとしています。
工事は、東京オリンピックパラリンピックの終了を待って2020年秋に着工し、現在ある建物を順次取り壊して新たに3つの建物を建設します。


このうち、ニュースセンターやラジオセンターなどが入る「情報棟」は、地上9階建てで、放送開始100周年の2025年の運用開始を目指します。
そのあと、ドラマスタジオなどが入る地上18階建ての「制作事務棟」、スタジオパークなどが入る地上一部4階建ての「公開棟」を建設し、20年後の2036年にすべての工事を終えるとしています。


今回の建て替えで、総延べ床面積は現在よりおよそ4万平方メートル広い、およそ27万平方メートルとなり、放送設備などを除く建設費は現時点でおよそ1700億円と見込んでいます。


一方、同じ敷地にある「NHKホール」については建て替えず、必要な補修を行いながら継続して使用することにしています。


これについてNHKの大橋理事は、「皆さまにより信頼される情報の提供と、良質で最先端のサービス展開ができるようコスト抑制に努め、透明性を確保しながら建て替えを進めていきたい」と述べました。