本因坊就位式で井山が号を発表 【第71期本因坊戦就位式】 https://t.co/iukLCXnzs7 #日本棋院 #名人戦第2局は9月14日 pic.twitter.com/mcOpFOFIoh
— 日本棋院(囲碁の団体) (@Nihonkiin_pr) 2016年9月9日
井山本因坊のコメント
「文裕(もんゆう)という号にさせていただこうと思います。
この号は、本因坊戦七番勝負が開幕する前、寂光寺にご挨拶に行かせていただきました。
今期、防衛させていただくことがあれば、号を名乗らせていただこうということで、大川ご住職にご相談しました。
開幕前に行ったので、今期負けてしまうとせっかく号を考えていただいたのに発表できずに終わってしまいます。今期は死ぬ気で頑張りました。
この号の由来は、のちほどご住職にご説明頂きます。
私が気に入った一つの理由は、文(もん)という字が、私の最初の碁の師匠である祖父の鐵文(てつふみ)の文であり、私自身気に入っています。
こういう形で号を発表できうれしく思っています。」
大川定信 寂光寺貫主猊下 コメント
「文(もん)は文殊菩薩のことです。文殊菩薩は知恵を授ける菩薩様で、菩薩様は求道者のこと。菩薩は如来に向かって進む方です。
井山さんは、囲碁で求道されて素晴らしい成績を収めておられる。これから井山さんには文殊菩薩の大きな大きな知恵をいただき、囲碁から囲碁道の世界に入っていただきたい。このような思いで文裕(もんゆう)としました。」