頭痛薬の服用タイミングは、片頭痛の人は異常な空腹感や生あくび 【クスリを服用する時の頭痛予防習慣】|頭痛は消える。|ダイヤモンド・オンライン
緊張型頭痛には、片頭痛のような吐き気や光、音過敏、日常の動作での頭痛の増強などといった症状はありませんから、痛み始めたらなるべく早期に頭痛薬を服用することで治まります。
ところが、片頭痛の場合は、飲むタイミングを逃すと、せっかく服用しても嘔吐してしまい、2〜3日寝込んでしまうことにもなりかねません。
したがって、頭痛が起こる予兆を察知して、そのタイミングで服用するよう心がけなければならないのです。
片頭痛の起こる予兆症状としては、異常な空腹感や肩こり、生あくび、トイレに行く回数が減って何となく体がむくんだような感じ、などがあります。
異常な空腹感は、血糖値が低下し脳血管が広がりかけることから起こります。
この広がりが全身の血管にも及び、血管外に水分が漏れ出すことで体のむくみが生じ、トイレに行く回数が減るのです。
また、片頭痛の三叉神経のサテライから発せられた頭痛信号が、脳幹部の下方にある横隔膜を支配する脳神経を刺激することで、生あくびが止まらなくなるのです。