クーデターによる社長復帰 - ブラジャーで天下を取った男 ワコール創業者・塚本幸一 https://t.co/vNUnuHNcvp
— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) 2016年11月2日
【第30回】
そこで彼が思いついたのがワコールという商標だった。そこには、父から貰った和江の名を永遠に留めよう(和江留:ワコール)という思いが込められている。女性社員にアンケートをとってみたが、優しく温かい響きがすると好評だ。今度はしっかり商標登録を行った。
だが社長直轄ではじめたこの企画・宣伝部門が、やがてこの会社の大きな力になっていくのである。その片尾と西村の2人が手がけたのが「下着ショー」であった。
次々と名門百貨店を攻め落としてきて、残るは小林一三が手塩にかけて育てた阪急百貨店である。