政府がクリントン政権誕生を推測の事実無し 閣議で答弁書 | NHKニュース
それによりますと、安倍総理大臣が、アメリカ大統領選挙が行われる前のことし9月、国連総会に出席するために訪れたニューヨークで、トランプ次期大統領と会わずに民主党のヒラリー・クリントン候補と会談したことについて、「クリントン氏側の発意を受けて調整し、実現したものだ。トランプ氏側からの提案はなかったため、実施されなかった」としています。
そのうえで、「政府としては、トランプ陣営とクリントン陣営双方との関係を早い時期から構築してきたところであり、クリントン氏だけを重視したり、クリントン政権が誕生すると推測したりした事実はなく、情報収集や分析能力に課題があるなどといった指摘はあたらない」としています。