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モルガン・スタンレー・アジアの会長を務めていたスティーブン・ローチ米エール大学上級研究員は、米国が貿易相手国に対し1930年代に行ったような関税賦課に踏み切れば、経済的な破滅につながるとの考えを示した。


  ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで保護主義に関する質問に答えたもので、ローチ氏は「米国および世界経済にとって無条件で純然たる災難となるだろう」と指摘。「歴史が繰り返すことはないが、韻を踏むことはよくあり、それが現在、私の恐れている点だ」と語った。


  ローチ氏は、ホワイトハウスの当局者の間では保護主義的措置への「支持が高まりつつある」とし、そのような措置は苦境にある消費者にとって課税と同様な作用をもたらすと論じた。


原題:Yale’s Roach Warns U.S. of Disastrous Effects of Protectionism(抜粋)