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 京都府南山城村北大河原の道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」の全面開業(今月15日)を受け、進入路につながる国道163号が土日に一帯で渋滞になっている。大型連休でさらなる渋滞の恐れがあり、木津署と村などの担当者が25日に対策を協議、駐車場を増やし、渋滞情報の提供などをすることを決めた。


 道の駅などによると、渋滞は15日からの土日に発生している。22日から近くに臨時駐車場を設けたが、22、23日の土日に計1万人以上が来場し、駐車場に入れない車があふれた。一帯の国道163号は片側1車線で、23日には最大約6キロの渋滞になった。


 国道163号は一帯では迂回(うかい)路がないため、運営する「南山城」や府山城南土木事務所も交えて対応を協議、29日から駐車場拡大や、ガードマンと案内板設置、国道周辺の電光掲示板を活用による渋滞情報発信などの対策を進める。


 「南山城」の森本健次社長は、JR関西線の利用(月ケ瀬口駅下車)を呼びかけるとともに「こんなに来ることは想定していなかったのでうれしいが、悪い印象が広まらないように確実に手を打つ」としている。

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