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6日、国連の安全保障理事会で開かれた公開討論には、グテーレス事務総長や、議長国のボリビアからモラーレス大統領が出席しました。


この中で、グテーレス事務総長は「人口の増加や、気候変動がもたらす異常気象によって2050年には世界の4人に1人が慢性的に新鮮な水を得にくくなるだろう」と指摘したうえで、水資源を適切に管理できなければ、地域や国家間の対立が激しさを増すと警鐘を鳴らしました。


そのうえで、「問題が起きれば、国連はいつでも、どこでも当事者間の対話を促進し、仲介に入る予防的な外交に取り組む準備ができている」と述べて、国連が問題の解決に向けて、積極的に関与していく考えを強調しました。


また、日本の別所国連大使は水資源の分配や活用をめぐって、河川の上流と下流で対立してきた中央アジア諸国に対して、かんがい技術などの支援を通じて、安定した水の供給と当事者間の対話を促進してきたと紹介し、「日本は持続可能な平和と安定を下支えするため、水の管理を支援し続ける」と発言しました。

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