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家具販売大手の大塚家具はことし1年間の決算について、創業者の父親と長女の社長の対立で顧客離れが続いている影響で、大型店の売り上げが低迷したため、黒字の予想から一転して、2年連続の最終赤字になる見通しだと発表しました。


発表によりますと、大塚家具はことし1月から12月までの1年間の業績の見通しを下方修正し、売り上げは当初見込んでいた530億円から19.3%少ない428億円になるとしています。


この結果、最終的な損益は3億円余りの黒字の予想から一転して、63億円余りの赤字になり、2年連続の最終赤字に転落する見込みです。


業績の悪化について、会社では創業者で父親の前会長と長女の社長が対立し、経営が混乱したことで顧客離れが続いていて、東京や大阪などの大型店で売り上げが低迷していることが主な理由だと説明しています。


大塚家具は全国の6つの店舗の売り場面積を縮小して賃料を削減するほか、関東地方にある物流センターを統合するなど、コストの削減に取り組むことで業績の改善を図りたいとしています。