シリア 反政府勢力の支配地域に停戦監視団派遣へ #nhk_news https://t.co/c0DDoNgjuG
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年9月15日
内戦が続くシリアでアサド政権を支援するロシアとイラン、それに敵対する反政府勢力を支援するトルコは15日、中央アジアのカザフスタンで和平の実現に向けた協議を行いました。
トルコ外務省によりますと、3か国は、内戦でアサド政権が圧倒的に優位に立つ中、反政府勢力が抵抗を続ける残り少ない地域となっている北部のイドリブ県に停戦監視団を派遣することで合意したということです。
それによりますと、3か国それぞれがおよそ500人、合わせて1500人の部隊員を派遣し、去年12月に発効した停戦が徹底されるよう監視に当たります。
シリアでは、内戦による混乱に乗じて勢力を拡大してきた過激派組織IS=イスラミックステートが次々と支配地を失い、追い詰められていく一方、アルカイダ系の武装組織がイドリブ県を中心に一定の勢力を保ち、次の脅威になるおそれも指摘されています。
このため今回の監視団には、停戦の実現を図るだけでなく、反政府勢力とアルカイダ系の武装組織が協力や結びつきを深めないよう圧力をかける狙いもあると見られます。
Meeting with permanent members of the Security Council: the situation in Syria, North Korea and domestic issues https://t.co/F4ESkNnqnC pic.twitter.com/efldDNdabD
— President of Russia (@KremlinRussia_E) 2017年9月15日