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  BISは四半期報告で、中銀は自ら仮想通貨を発行するかどうか、その場合どのような属性を持たせるべきかを判断しなければならないだろうとし、現金の使用が減少しているスウェーデンのような国では特に急務だと指摘した。


  プライバシーの問題および決済システムの効率向上ばかりでなく、経済、金融、金融政策面での影響を考慮する必要があると論じた。


  決済手段や投資先としてビットコインなど仮想通貨の人気が高まる中で、中銀も仮想通貨とその基盤であるブロックチェーン技術に注目している。


  中銀にとっての一つの選択肢としてBISは、誰もが利用できるが中銀しか発行できず、現金や準備資産に交換可能な通貨という考えを挙げている。同時に、銀行取り付けのリスクが高まる恐れや商業銀行が預金不足に見舞われる可能性を指摘。プライバシーの問題を解決する必要性にも言及した。


原題:World’s Central Banks Can’t Ignore the Bitcoin Boom, BIS Says(抜粋)