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「努力」より「○○」こそが、最高のリーダーシップ育成法である。 | 優れたリーダーはみな小心者である。 | ダイヤモンド・オンライン

 もちろん、「面白い」ことを実現する過程では、カベにぶつかり、痛い思いもするでしょう。ときには挫折することもあるはずです。しかし、この苦しみは、決して苦行ではありません。つらさに耐えて仕事をしているのではなく、面白いことを実現するために仕事をしているからです。そして、この逆境を乗り越えて、モノゴトを実現する過程でこそ、真のリーダーシップは鍛えられるのです。

 このとき、私は知りました。与えられた仕事をこなすだけでは面白くない。自ら見出した課題にチャレンジするからこそ、仕事は面白くなるのだ、と。


 しかも、できることなら「前向き」なことがいい。何かを生み出すこと、新しい価値をつくり出すこと、想像するだけでもワクワクするようなこと……。そんな仕事には仲間も共感を寄せてくれる。そして、みんなで力を合わせて課題に取り組んでいくプロセスこそが面白いのです。


 だから、これ以降、私は、どこに配属になっても、どんな職位についても、常に仕事を面白くしようとしてきました。与えられた課題を解決するだけではなく、「前向き」な課題を見つけ出して、次々とチャレンジしてきたのです。


 この世の中には、「完成された仕事」というものはありません。どんなに完成されたように見える業務システムが構築されている職場であっても、必ず、改善できること、新しくできることはあります。それを見つけて、上司に提言する。それが魅力的な提言であれば、必ず、周囲の人が「俺も」「私も」と力を貸してくれるようになります。みんな「面白い」ことがしたいのです。

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