「法律学を学ぶということは、法律に関する知識を得るだけでなく、その知識を、実際に生じる具体的な事件に適用し、解決する技術を身に付けることを意味する。…法律の知識を持っているだけでは、職業的な法律家として活動することはできない。」(松井茂記/ブリティッシュ・コロンビア大学教授)
— 司法試験・論文を書くコツbot (@shiken99) 2017年10月20日
[刑事訴訟法]「刑事訴訟法という科目は、犯罪捜査と刑事裁判という法律実務において重要な事項を扱う基本科目であり、法科大学院では、実務を意識しつつ、しかし、理論教育、すなわち、実務の前提となる法解釈の部分をしっかり理解してほしい…。」(平成20年ヒアリング)
— 司法試験・論文を書くコツbot (@shiken99) 2017年10月20日
「司法試験は、法解釈学が中心である。したがって、勉強する上でもっとも大切なことは条文を大切にすることである。次に法体系の構造を逸早く理解し、事例を学ぶときでも、それが全体構造のどこに位置する問題かを念頭において勉強することである。」(丹羽重博/日本大学教授)
— 司法試験・論文を書くコツbot (@shiken99) 2017年10月20日
[会社法]「条文探しや判旨暗記ゲームの向こう側にある「見えない構造」に視線が及ばなければ、きっと応用も利きづらいだろうし、だいいち無味乾燥であんまり面白くないのではないか」(高田晴仁/慶応義塾大学教授)
— 司法試験・論文を書くコツbot (@shiken99) 2017年10月21日
試験会場、試験の答案用紙とは・・・!? https://t.co/YmngjqXVN2 pic.twitter.com/nOFppCU2ad
— 成川豊彦 (@narikawatoyo) 2017年10月20日
司法試験委員OBの方と久しぶりにお会いする機会に恵まれた。長年にわたって、合格者、不合格者の解答や答案に直に触れて来た方だ。
私が、「暗記中心の、間違った勉強法から抜け出せない受験生があまりにも多いです」と嘆くと、「よく分かります」とうなずかれ、「論文試験は、嘘をつきません。答案を見れば、その人がどんな勉強をして来たのか、すぐに分かります」。
そこで、私はこんな質問をぶつけてみた。
「受験は、長い人生の一部にしか過ぎません。とはいえ、合格を目指して、何年もの時間をかけ、多大なエネルギーと少なからぬお金を注ぎ込みます。その結果は、その後の人生を左右するものになるでしょう。では、その岐路となる最も具体的なもの、つまり、本試験会場や本試験での答案は、ズバリ!何だとお考えですか?」。
司法試験委員OBの方は、ゆっくりと言葉を選んで、次のようにお答えくださった。
「勉強を通じて、自分が理解したことを書く場所、書くスペースです。覚えていることを吐き出す所ではありません」。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171020#1508496014
#勉強法