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スペイン北東部のカタルーニャ州で一方的な独立宣言を主導したとして、中央政府によって州首相の職務を解任されたプチデモン氏ら14人は、国家への反逆などの疑いがあるとして裁判所に召喚されています。


このうちプチデモン氏ら5人はベルギーに出国し、召喚に応じていなかったため、スペインの裁判所が逮捕状を出していましたが、滞在先のベルギーの司法当局は5日、プチデモン氏ら5人の身柄を拘束したと発表しました。


プチデモン氏らは、弁護士とともに、ベルギーの司法当局に出頭したということです。ベルギーの司法当局は、事情を聴いたあと、6日までに逮捕するかどうかを判断するということです。


逮捕された場合でも、スペイン当局への身柄の引き渡しをめぐっては、プチデモン氏側が異議を申し立てる可能性も指摘されていて、直ちに身柄が引き渡されるかは不透明な情勢です。


しかし、ベルギーの予審判事は6日になって、許可なく出国しないことや、所在を明らかにすること、当局の要請があれば速やかに出頭することなどを条件に、プチデモン氏らを保釈すると発表しました。


予審判事は、今後15日以内にプチデモン氏らに対する審問を行う見通しで、スペイン側が出した逮捕状を執行し身柄を送還するかどうか検討を進めるものと見られます。


カタルーニャ州では元幹部に対する強硬な対応に強い反発が広がっていて、独立問題はベルギーを巻き込んで異例の展開をたどっています。