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ちょうど100年前の1917年11月7日におきた革命は、当時のロシアの暦で10月だったことから「10月革命」と呼ばれ、レーニン率いる急進的な社会主義勢力が政権を奪取し、世界初の社会主義国家、ソビエト政権の樹立につながりました。


ロシア国内では、ソビエトが産業を発展させたと革命を称賛する声がある一方、スターリンが1930年代に行った大粛清で多くの国民が犠牲となったことなどから、否定的にとらえる人もいて、評価が分かれてきました。


こうした中、ロシアの世論調査機関が先月公表した調査結果によりますと、「革命は、社会と経済の発展に弾みをつけた」と肯定的にとらえる人が全体の38%を占め、もっとも多くなりました。


この割合は、5年前の調査と比べて11ポイントも増え、特に18歳から24歳までの若い世代で革命を肯定的にとらえる人の割合が多くなっています。


現在のロシアでは経済状況や汚職の問題などが改善されないことに不満を訴える若者も多く、専門家は、特権階級を打破することで社会進出のチャンスを得た当時の若者と、自分たちを重ね合わせる若い世代が増えていると指摘しています。


来年3月の大統領選挙を前に、プーチン大統領は先月、ロシア革命について「肯定的な結果についても認めなければならない」と述べた一方で、「革命を経ずして段階的な発展という道をたどることはできなかったのか」と疑問も呈し、明確に評価しませんでした。


革命から100年という大きな節目にもかかわらず、ロシアでは7日に政府主催の記念行事は予定されておらず、大統領選挙を前に、プーチン政権が″革命ムード″の広がりを警戒している様子がうかがえます。

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