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 予想進路図を見ると、現在は沖縄の南東300キロ弱のところにあり、非常に強い勢力で大型を保っている状態です。今後は29日、30日、来月1日とまさに日本列島を縦断する形です。暴風警戒域に日本列島がすっぽり入る状態です。暴風域を伴ったまま一気に北日本まで駆け抜けます。まず、29日に警戒なのが沖縄と奄美地方です。瞬間的には65メートルや70メートルレベルの風が吹きそうです。台風に慣れている沖縄でも記録的な風で相当、危険な状況です。30日は四国か近畿地方に上陸する恐れがあります。この時の気圧と勢力が非常に強い勢力のままで、945ヘクトパスカルの予想です。これは台風21号と同じくらいの威力で、今回も記録的な暴風や大雨の恐れが出てきています。台風21号では近畿の関西空港や和歌山で瞬間的に60メートル近い風が吹きました。この猛烈な風で建物の屋根が飛んだり、飛来物で窓ガラスが割れるなどの被害が相次ぎました。また、停電も近畿地方では200万軒以上で発生し、その後に3日以上、続いた地域もありました。その猛烈な風の影響で高潮の被害も大きくなり、大阪などで過去最高潮位を記録しました。瀬戸内海や大阪湾で同じようなことが起きる可能性もあります。交通機関などに一番影響が出る時間帯は、九州・沖縄は30日朝にかけて長引きます。西日本や東海は30日の夕方にかけて、関東も30日の夕方以降に急に風が強まって交通機関に一部影響が出る恐れもあります。来月1日の朝には北日本に影響が出る恐れがあります。台風21号の被害から今できる対策です。暴風対策としては、雨戸やカーテンを昼でも閉める。浸水対策としては、川の近くなどでは2階以上で過ごす。停電対策としては、携帯電話の充電をして家族などと連絡を取れるようにして頂きたいと思います。