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一時拘束されたのは、反プーチン政権を掲げる野党勢力の指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏で、22日、モスクワで警察に連行され、その後、釈放されました。拘束の理由について、警察は地元メディアに対し、「当局の許可をえずにデモを行った疑いだ」と明らかにしました。


ナワリヌイ氏は過去に有罪判決を受けたことを理由に、来月18日に行われる大統領選挙への立候補が認められず、選挙のボイコットを訴えるデモなどを呼びかけていました。


また、プーチン政権を批判してきた野党指導者のボリス・ネムツォフ氏が殺害された事件から、今月27日で3年になるのを前に、各地で開かれる追悼集会への支持を表明していました。


政権側としては、大統領選挙を前に、こうしたデモや集会がプーチン大統領に対する批判につながっていくことに神経をとがらせていて、ナワリヌイ氏の一時拘束は、野党側に対し圧力をかける狙いもあると見られます。