【芸能】受験をバラエティー化 田村淳「不合格」で青学が保った品位 https://t.co/ig6W4yaZdU #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年3月7日
元大阪産業大客員教授の八幡義雄氏(教育学、教育行政学)がこう言う。
「プロ野球選手の桑田真澄氏が早稲田大学の大学院に入学した時、早稲田は識者の中で格を下げてしまいました。学問的には極めているとはいえない人材を特別に入学させたことで、大学院としての見識が疑われ、結果的に大学の価値を下げてしまったのです。
有名私大はブランディングのために“色モノ”の入学を好みません。田村さんの番組は明らかにバラエティーで、青学グッズで身を包み、受験に臨む姿は“悪目立ち”でしかない。学内の撮影を許可せず、今回の受験に関して公式コメントが出ていないということは、青学側は好ましく思っていないということでしょう。
この一連の大学受験ブームの背景にはクイズ番組の台頭があると私は思います。おバカブームが終わり、“高学歴タレント”が重用されるので、芸能界での生き残りのために有名大卒の肩書が欲しいのではないでしょうか」
田村の大学受験は、愛娘の“お受験”も視野に入れての戦略という見方もある。自身が青学に入学すれば、娘の“お受験”にも有利という算段らしいが……。
「受験をバラエティー化してしまったということは学校の品位を失墜させる行為です。ご自身の受験にはもちろんマイナスですが、父親がそういった“危険因子”だとすれば、お子さんのお受験にも足かせになると思います」(前出の八幡氏)