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囲碁の第73期本因坊戦の七番勝負は、ことし2月に国民栄誉賞を受賞した井山裕太七冠に、7年ぶりのタイトル奪還を目指す山下敬吾九段が挑みます。


京都の世界遺産、二条城で始まった第2局は国宝の二の丸御殿で行われ、江戸時代に将軍の前で行われた「御城碁」(おしろご)の様子が再現されました。


ふだんはスーツを着て対局することが多い井山七冠と山下九段ですが、23日はいずれも和服姿で碁盤の前に座りました。


対局は午前9時、将軍役の京都市の門川市長が見守るなか始まり、このあと2人は城内の茶室「香雲亭」に場所を移して対局に臨んでいます。


本因坊戦の七番勝負は山下九段が第1局を勝利していて、先に4勝した棋士が「本因坊」のタイトルを獲得します。

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