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これについてロシアのプーチン大統領に批判的なロシアの女性バンドがみずからのSNSに投稿し、乱入したのはバンドのメンバーなど4人で、政治犯の釈放などを求める政治的なパフォーマンスだったと主張しました。


このバンドは6年前、プーチン大統領を批判する歌を教会で歌ったとしてメンバー2人が社会の秩序を乱した罪に問われ、懲役2年の実刑判決を受けています。


ロシア政府は今回の大会で厳重な警備態勢をアピールしていましたが、プーチン大統領やフランスのマクロン大統領も観戦する決勝戦で思わぬみそをつけた形になりました。


大会はロシア国内の11都市でおよそ1か月にわたって熱戦が繰り広げられ、15日、決勝戦でフランスが5大会ぶりの優勝を果たして閉幕しました。


プーチン大統領は閉会式のあとメディアに対して「ワールドカップを運営できたことを誇りに思う。大会を通じて人々をつなぐことができた」と述べ、大会は成功したと強調しました。


大会をめぐっては、過激派組織IS=イスラミックステートがテロを呼びかけたこともあって、ロシア政府は首都モスクワをはじめ試合会場となった各都市で大規模な交通規制を行うなど、国の威信をかけて厳重な警備態勢を敷きました。


一方、イギリスで起きたロシアの元スパイの暗殺未遂事件を受けて、ヨーロッパの一部の国はロシアに政府要人を派遣しない方針を示していました。


こうした中でプーチン大統領はフランスのマクロン大統領や韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領など、ヨーロッパや中東、アジアの国々の首脳と会談を重ね、大会を利用して活発な外交を展開しました。