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一方、哀れなのは残されたNGT48のメンバーたちである。今後の活動については白紙状態で、来月以降もめどが立っていないと報じられている。ラジオやテレビのレギュラーも終了して、広告契約もすべて打ち切りになったそうである。

元はといえば、運営側の事件に対する認識の薄さ、対応のまずさがこうした結果を招いたことはいうまでもない。若い女の子たちを餌に、男たちからカネをふんだくろうという"商法"が、行き着いた必然的な結末であろう。

だが、これですべてが終わったわけではない。AKB48も人気に陰りが見え、10年続いた総選挙というバカ騒ぎも中止になってしまった。

山口の事件で明らかになった、こうした商法の危うさを考えれば、ここで区切りをつけるべきだと思うだが、不思議に、そうした声が上がらないのはなぜだろう。

説明責任などといういい古された言葉は使いたくないが、社会問題化したNGT事件の大本はAKB商法にあるこというまでもない。

このAKB商法には始めから危うさが付きまとっていた。握手券を買えば、好きなアイドルと握手ができる、触れられるというのだ。週刊誌で伝えられるところによると、このやり方はキャバクラから発想したといわれる。

性的欲望がはち切れそうな連中の前に女の子をさらす商法など、普通は批判されるはずだが、テレビ局も出版社もレコード会社も、この商法に乗ってバカ騒ぎしたため、当初は省みられることがなかった。

2014年5月25日に岩手県滝沢市で開かれたAKB48の握手会イベントで、のこぎりを持った男がグループのメンバー2人とスタッフ1人を切りつけ、ケガをさせた事件が起きても、こうしたことを止めろという論調は広がらなかった。

だが、しょせん人気商売である。人気があるうちはいいが、落ち目になれば、今回のNGT48のように批判が殺到し、これまで沈黙してきたメディアも、自らを省みることなく批判を浴びせてくる。

詳しくは知らないが、秋元がプロデュースした「おニャン子クラブ」も、人気に陰りが出て解散したのであろう。

AKB48も、人気を支えていたメンバーも次々に卒業していって、CDも視聴率も下降線をたどっている。このままいけばAKB48やその類似グループも雲散霧消すること間違いない。

これ以上不祥事を起こさないうちに、秋元が「解散宣言」してやるのが、生み出した人間がやるべきことだと思う。

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