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裁判で争われたのは、ユニクロの店舗にある無人で会計ができるセルフレジで、商品をまとめてくぼみの中に置くとタグの情報を読み取ることができる技術の特許です。

大阪市のIT企業「アスタリスク」がこの技術を発明したとして特許を取得したのに対し、ファーストリテイリングは「これまでの技術と同じで発明は簡単だ」と主張して特許庁に訴え、特許庁では、IT企業の一部の特許が無効だと判断されていました。

これについて、知的財産高等裁判所の森義之裁判長は判決で「上向きに開いた状態でタグのデータを読み取る技術の発明は簡単にはできない」と指摘し、特許庁の審決とは逆に、IT企業の特許は有効だと判断しました。

大阪市のIT企業「アスタリスク」の鈴木規之社長は東京 霞が関で会見を開き「中小企業の新しい技術開発へのチャレンジが簡単に覆されてしまうのはよくないので、特許が認められて本当にうれしい。この判決をきっかけに中小企業の特許も正しく扱われる世の中になってほしい」と話していました。

ファーストリテイリングは「主張が認められず、大変残念に思う。まずは、判決内容を精査する」というコメントを出しました。

特許庁は「判決内容を精査し、確定を待って適切に対応したい」とコメントしています。

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