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旭日大綬章」は

▽元防衛大臣田中直紀さん
▽元外務大臣田中眞紀子さん

桐花大綬章を受章する伊吹文明さんは84歳。旧大蔵省を経て昭和58年の衆議院選挙で初当選して以来、連続12回当選し、財務大臣文部科学大臣自民党の幹事長などを歴任しました。

平成24年から2年間、衆議院議長を務め、1票の格差の是正を議論する有識者による調査会を議長の諮問機関として設置するなど選挙制度の見直しに取り組みました。

伊吹さんはみずからの議員生活について「これまでお世話になった方々のおかげで今の自分がある。初当選以来、年金や医療制度の改革と財源の在り方について一生懸命取り組んできた。国民の主権を預かっているという気持ちを失わずに38年間行動できた」と振り返りました。

そのうえで後進の国会議員に期待することとして「主権を預かっている唯一の国家機関が国会だという自覚と誇りを忘れないでもらいたい。自分のことよりも全体のこと、目先のことよりも、もう少し長い目で日本のことを考えて意思決定をしてもらいたい」と述べました。

また自身が取り組んだ制度見直しの結果、衆議院選挙の小選挙区の数を変更する「10増10減」が決まったことに触れ「人口だけで議員定数を決めるのは日本の文化にあわないところがあるが憲法の『法の下の平等』もある。いろいろ意見はあると思うがぜひ尊重してもらいたい」と述べました。

旭日大綬章を受章する田中眞紀子さんは78歳。故・田中角栄元総理大臣の長女で平成5年の衆議院選挙で初当選し科学技術庁長官や外務大臣などを歴任したほか、民主党に入党したあとは文部科学大臣を務めました。

田中さんは「私みたいな者がこのような立派な章をちょうだいしてよいのかという思いが率直にある。私が勲章をいただくと言ったら父はひっくり返って笑うと思う。『お前なんかが』と言うのではないか」と述べ、笑顔を見せました。

そして国会議員時代を振り返り「議員立法をずっと心がけてきた。父が手がけた日中国交正常化のアフターケアとして中国残留孤児の帰国を促進するための法律では大変苦労した結果、いい議員立法になり、関係者からも喜ばれた。どれだけ一生懸命、立法で国をよくしていくか世界平和に貢献するかということが主眼で議員になったので、いくつか実現することができてよかったと思っている」と述べました。

田中さんは現在ロシアによる軍事侵攻を逃れ、日本に滞在するウクライナの人たちの支援に力を入れているとして「外務大臣時代にアフガニスタン難民の悲惨な状況を目の当たりにした経験から今、世界の難民を支援する法人を立ち上げNPOにする手続きをとっている。人道支援がライフワークだ」と述べました。

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