イスラエル ヒズボラ攻撃応酬続く 停戦協議進展は不透明https://t.co/L2LgUSKbyy #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) November 2, 2024
イスラエル軍は隣国レバノンで、イスラム教シーア派組織、ヒズボラへの攻撃を続けています。一方、イスラエル側ではヒズボラによるロケット弾攻撃が行われ、けが人が出るなど攻撃の応酬が続いていて、停戦に向けた協議が進展するかは見通せない状況です。
イスラエル軍は1日、隣国レバノンでヒズボラに対する軍事作戦を続けていて、首都ベイルート郊外にある武器の生産施設などを標的に空爆を行ったほか、南部で複数の拠点を攻撃したとしています。
一方、イスラエル側でも2日、中部のティラでヒズボラによるロケット弾攻撃があり、アパートが損壊してこれまでに11人がけがをしたということです。
また、ロイター通信は2日、ヒズボラが、テルアビブの南にあるイスラエルの空軍基地をねらって無人機を使った攻撃を行ったと伝えています。
イスラエルとヒズボラをめぐっては、アメリカのホワイトハウスで中東地域を担当するマクガーク調整官らが10月31日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談し、停戦案などを話し合ったとみられています。
ただ、ヒズボラ側は合意には、ガザ地区での停戦が必要だとの立場を崩しておらず、イスラエル軍との間で攻撃の応酬が続く中、協議が進展するかは見通せない状況です。
#パレスチナ(ガザ地区・ハマス大規模攻撃「アルアクサの洪水」・389日目②)
イランで大規模抗議デモ イスラエルと後ろ盾のアメリカを非難https://t.co/Vz3GqUIpt1 #nhk_news
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イランがイスラエルによる軍事施設への攻撃に対し、報復する構えを見せる中、首都テヘランで、イスラエルとその後ろ盾のアメリカを非難する大規模な抗議デモが行われました。
このデモは、1979年のイスラム革命で反米の現体制が樹立されたあと学生グループがアメリカ大使館を占拠した事件から45年がたつのに合わせて、3日、首都テヘランで行われました。
デモの参加者は、ことし7月以降、相次いでイスラエルに殺害されたパレスチナのイスラム組織ハマスや、レバノンのシーア派組織ヒズボラの指導者の写真を掲げて通りを行進しました。
そして10月、イラン国内の軍事施設を攻撃したイスラエルと、その後ろ盾であるアメリカを非難する声をあげました。
10月のイスラエルの攻撃に対し最高指導者のハメネイ師は2日、報復を行う考えを表明しています。
60歳の男性は「イスラエルの侵略行為はわれわれを脅すことを目的にアメリカの支援を受けて行われてきました。今回はより激しい報復を行うべきです」と話していました。
また、11月5日に迫ったアメリカの大統領選挙について、在任中、イランに強硬な姿勢をとってきたトランプ前大統領の再選を警戒する声も聞かれ、18歳の男性は「在任中のトランプ氏を見てきた多くの人間が、彼は大統領になるべきではないと思っています」と話していました。