仏極右ルペン氏、政府は予算協議を「打ち切った」-予算相発言受け https://t.co/qqkhLJTjOj
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) December 1, 2024
フランスの極右政党・国民連合(RN)を実質的に率いるマリーヌ・ルペン氏は1日、仏政府は社会保障予算案の変更に関する「協議を打ち切った」とAFP通信に語った。早ければ4日にも不信任案が採決される可能性が出てきた。
法案を修正しない「意向を政府は表明した」とルペン氏は述べ、「それは極めて明確であり、われわれはそれに留意している」と付け加えた。社会保障の法案は国民議会に提出される予算案の一部。同国のサンマルタン予算相による現地紙とのインタビューを受けた発言。
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政府は「当初からそうであったように、対話に引き続きオープンだ」とバルニエ首相に近い関係者は1日、ルペン氏の発言後にAFPに語った。
原題:Le Pen Says Government Has ‘Put an End’ to Budget Talks (1)(抜粋)
仏極右、内閣不信任案支持の公算大 党首が表明 https://t.co/x0tLZeQEbH https://t.co/x0tLZeQEbH
— ロイター (@ReutersJapan) December 2, 2024
来年度予算案を巡りバルニエ仏政権と対立する極右政党、国民連合(RN)のバルデラ党首は2日、「土壇場で奇跡」が起きない限り、RNが数日中に内閣不信任案を支持する可能性が高いとRTLラジオに述べた。
RNの指導者ルペン氏はバルニエ首相に対し、2日までに予算に関するRNの要求を受け入れなければ、RNが内閣不信任案を支持する可能性があり、政権崩壊につながると警告している。
バルニエ氏は先週、電力税増税を撤回したが、RNはインフレを反映した年金増額、薬剤費払い戻しの減額中止、欧州連合(EU)予算への拠出削減なども求めている。
バルニエ氏が憲法上の規定を行使して社会保障財源法案を強行採択すれば、左派連合が内閣不信任案を提出し、早ければ2日にも政権が行き詰まる可能性がある。
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