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トランプ米大統領は5日、空席となる連邦準備理事会(FRB)理事ポストの候補を週内に決定する考えを示した。これとは別に、次期FRB議長候補を4人に絞ったとも明らかにした。

ホワイトハウスで記者団に対し、1月の任期満了を待たず8日付で退任する意向を表明したクグラー理事の後任指名について「週末までに決定する」と述べた。

トランプ氏は来年1月までの任期となるクグラー氏後任の指名と、来年5月に退任するパウエルFRB議長の後任選びは別物だとの考えを示した。

しかし他のFRB理事ポストは、理事としての任期を数年残すパウエル氏を含め既に埋まっていることから、クグラー氏の後任人選が議長選びに影響を与える可能性がある。トランプ氏は議長候補について、国家経済会議(NEC)のハセット委員長とウォーシュ元FRB理事、他の2人の計4人に絞られたとした。他の2人が誰かは明らかにしなかったが、このうち1人はウォラーFRB理事とみられている。

トランプ氏は「われわれはFRB議長についても検討しており、(候補は)現在4人に絞られている。2人のケビンと他の2人だ」と述べた。

トランプ氏は先にCNBCとのインタビューで、次期FRB議長の有力候補とみられていたベセント財務長官について、現職にとどまる考えを示しているため候補から外したと明らかにした。

クグラー理事が任期満了を待たずに退任することを決め、空席ができたことは「喜ばしいサプライズ」とも語った。その上で、理事候補の発表に合わせ「多くの人が『なぜFRBのトップになる人物も選ばないのか』と言っている。それも可能性の一つだ」と述べた。

クグラー氏の後任は、少なくとも当初は同氏の任期の残り数カ月間のみ任命される見通しだ。

しかしトランプ氏は、その人物をその後14年間の任期で指名し、パウエル氏の後任としても選ぶ計画だと明確にする可能性もある。

関係筋によると、投資会社アゾリアの最高経営責任者(CEO)で「政府効率化省(DOGE)」で顧問を務めたジェームズ・フィッシュバック氏が5日、トランプ氏と会談し、自身をFRB理事に起用するよう訴えたという。ホワイトハウスはフィッシュバック氏に関するコメント要請に応じていない。

トランプ大統領は経済チャンネルCNBCの電話インタビューでFRB連邦準備制度理事会のパウエル議長を改めて批判した上で、誰がその後任になる可能性があるか問われたのに対し「2人のケビンは優秀だと思っている」と発言しました。

2人のうち1人はFRBの元理事のケビン・ウォーシュ氏を指し、もう1人はホワイトハウスで経済政策を助言する国家経済会議の委員長のケビン・ハセット氏について言及したとみられています。

FRBでは今月、理事の1人が任期途中で辞任を表明し、今後、トランプ大統領が後任を指名しますが、2人はいずれもメディアで取り沙汰される候補にあがっています。

FRBの理事の後任人事についてはトランプ大統領が今回、指名する理事がパウエル議長の次の議長になる可能性も指摘されており、注目を集めています。

一方、トランプ大統領は候補者の1人として名前が浮上しているベッセント財務長官については「私は彼のことが大好きだが、彼自身は現在の職に留まることを望んでいる」と述べ、続投させる考えを示しました。

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#米経済(250806)

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