『刑事訴訟法講義案【三訂版(補正版)】』(発行:司法協会 著者:裁判所職員総合研修所監修 価格:¥4,200(税込))
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これまであまり表にでることがなかった無党派層というか、サイレントマジョリティーが本音を発言するようになった。
これまで、世論を形成してきたと、不遜にも胡座をかいてきたマスコミや、広告代理店の姑息な世論誘導がきかなくなった。おまえら、カネかえせよな!笑。つまり、自民党の世耕方式はきかなくなった。こいつらが、あわてだした。これは、いい傾向・・・・・。今度ある選挙は、その傾向がつぶさにでるだろう。だから、あちこちが事前調査しても、結論がでない。結果が見えない。これもいい傾向ということだろうな。姑息なまねせずに、正面戦でやれ!ということだ
やっと民主主義が機能しはじめたと、うけとめろ!
つまり、ヒステリックに、特定の政党を支持する「輩」のうさんくささがみえてきたわけだ。
さて、特定政党の支持者は、その政党を本当に信頼して、本当にその政党に権力をまかせたいとおもっているなら、その政党の欠点やら弱点を指摘するべきだろう。指摘された政党は、その声をただちにきいて、修正すべきは修正する。
これを明確に掲げた政党が、権力を握るだろう。
だから、小沢一郎さんには悪いが、「これは、ラストチャンス」ではない。
「これが、はじまりの第一歩である。政権交代可能な二大政党時代の本当のはじまりである」というべきだろう。
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【正論】防衛大学校名誉教授 拓殖大学海外事情研究所客員教授・佐瀬昌盛
国際情勢はにわかに緊張、「新冷戦?」の声が高まった。が、私は新冷戦の文脈での議論に抵抗を感じる。なぜか。一般的な理解では冷戦とは第二次世界大戦後の事象だが、今回のロシアの行動はむしろ「第二次大戦前的」であるからだ。それに対応して、ロシアの周辺地域国の反応も冷戦期のそれとは随分違う。
スウェーデンのビルト外相も、ロシアの行動でヒトラーのズデーテン政策を連想したと語った。これも第二次大戦前の想起だ。冷戦の敗者たるソ連=ロシアにいまや大ロシア主義が台頭する気配を、ロシア西方の諸隣国は70年前の大ドイツ主義の記憶を辿(たど)りながら、直感しているのだろう。