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「メディアで叩かれまくって超人間不信になっていましたから、本当にありがたかったです。だから、田中さんから連絡がきたときは、『あの記事の人だ!』と嬉しく思いました。しかし当時の僕は、それでも信じきれない部分があったんです」

 高知は2度も面会を断わったものの、田中さんの熱心な誘いに根負けし、会うことになった。

「聞くと、田中さん自身が依存症患者で、今は依存症の啓発活動をしていると。今までの人とは違うなと感じました。心を開いて話すうち、気がつけば7時間以上たっていました。

 その日、田中さんから『一緒に啓発活動をしてくれませんか』と言われたんです。なぜかと聞くと、『ラブホで愛人とクスリをやって捕まった高知さんが回復できたら、誰でも回復できる』と笑い飛ばされたんですけどね(笑)」

 以来、高知は5年以上にわたり、田中さんが主宰する自助グループで、依存症に苦しむ人をサポートしている。義務感からではなく、「やりたいからやっている」そうだ。月に2回のミーティングに欠かさず参加するほか、講演活動も積極的におこなっている。

「今日も、さっきまで依存症に悩む著名人の方々が集うミーティングがあったばかりです。ミーティングではその日のテーマを決めて順番に、日常生活のなかで苦しかったり、つらかったりしたことをぜんぶ話してもらいます。ほかの人は、ただ聞くだけ。

 これまで、僕を含めた参加者は嘘にまみれ、大切な人を騙してきました。最初は過去を振り返り、自分をさらけ出すことは、感情を爆発させてしまうほどつらい経験でした。今は、人に話を聞いてもらうだけで “こんなにもラクになれるんだ” って思うんです」

 6月29日からは、自助グループでともに回復への道を歩む仲間たちが出演し、田中さんがプロデューサーを務める映画『アディクトを待ちながら』が公開される。

 親族がギャンブル依存症を経験したナカムラサヤカ監督は、当事者や家族を4年間取材した。高知は、薬物事件で逮捕されたミュージシャンを演じる。

「僕と同じく逮捕経験のある俳優の橋爪遼さん、NHKの『歌のお兄さん』だった杉田あきひろさん、元NHKアナウンサーの塚本堅一さんらが出演しています。

 何かをやらかしてしまった人が、その後の人生をどう生き直していくかが重要なのに、今の社会は彼らを排除し、いなかったことにしてしまう。そんな風潮を変えたいと思っています

 高知東生の主治医を務めた依存症治療の専門家、国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦医師に聞いた。



 依存症の背景には、本人が気づいていない “心の痛み” があります。それは、「自分は無価値だ」「誰からも必要とされていない」「消えたい」という、虚無感や孤独感です。

 そんな痛みから意識を逸らすために、あたかも誰かに強いられるかのように、やめられない、止められない行為がエスカレートしていきます。

 その結果、他人には言えない “秘密” を抱え込んで、ますます孤独に陥り、対象への依存を深めていくのです。

 依存症は、完治することはありませんが、回復することはできる病気です。回復までは、七転び八起きのプロセスです。再発や失敗は、回復に不可欠な要素といってもいい。

 それには、安心して失敗を話せる支援者と、非難されない安全な場所が欠かせません。まずは、依存症専門医や、自助グループに繋がることが必要なのです。

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「過去、僕はたくさんの人を裏切りました。でも、いちばん裏切ったのは自分自身だったと思います。

自社の物件を売却し、その資金を元手に再開発などを進める「回転型」と呼ばれるビジネスが、企業の不動産部門で広がりを見せています。東京都心にある旧「赤プリ」跡地の複合施設も売却されることになりました。

私鉄大手の西武ホールディングスは、本社ビルなど、保有する不動産について、いったんすべてを売却の検討対象とする方針を明らかにしました。

このうち、バブル期に若者の憧れの象徴とされた東京 千代田区グランドプリンスホテル赤坂旧「赤プリ」の跡地にある複合商業施設は、今年度中に売却する方針です。

国内外の複数の機関投資家などと交渉を行っていて、売却額は数千億円規模になるとみられ、会社は、売却で得られた資金を都心や鉄道沿線の再開発のほか、リゾート施設の開発などに振り向ける計画です。

また、JR東日本も、今後、年間200億円から300億円のペースで不動産を売却し、その資金で新たな不動産開発を進める方針です。

不動産を保有して賃料を得る従来のビジネスモデルと異なり、一度開発した物件を売却し、得られた資金を再開発など新たな投資に充てるビジネスは「回転型」と呼ばれていて、企業の不動産部門で広がりを見せています。

車高を高く改造した車による危険な走行が相次いでいて、警視庁は車体を上下に大きく揺らす「ホッピング走行」をしたとして26歳のドライバーを交通違反で摘発しました。都内では、こうした走行が原因となる交通事故でけが人も出ていることから、取締りを徹底することにしています。

道路交通法の安全運転義務違反で摘発されたのは、相模原市に住む26歳のドライバーです。

警視庁によりますとこのドライバーは、5月5日の未明、東京 渋谷の路上で、油圧で車高を操作できるよう改造した車で、車体を上下に大きく揺らして飛び跳ねる「ホッピング」と呼ばれる行為を繰り返しながら時速30キロほどで走行していたことが確認され、反則切符を切られました。

都内では、こうした「ホッピング走行」のほか、同じように車高を操作できる改造車で前輪の1つを浮かせて走る「リフト走行」が繰り返され、去年10月には、「リフト走行」しながら渋谷のスクランブル交差点に進入した車が歩道に乗り上げ、7人がけがをする事故も起きています。

警視庁は、極めて危険な運転だとして、悪質なケースについては、取締りを徹底することにしています。

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