2008-01-10 ■ 経済 経済 マネックス証券社長 松本 大氏 日本の個人は投資が下手だと言う人がいるがマクロ的にみれば全く逆だ。企業などが高値で不動産を買ったバブル期、個人は全体として不動産を売り越した。日本の機関投資家が外債に投資し、円高で損失を被った過程で個人は円預金に資金を置いていた <中略> 日本では、新規公開株の買い手は八割が個人。逆に米国では八割が機関投資家だ。ベンチャー企業が必要とするリスクマネーは、本来プロの機関投資家が供給すべき。 (日経新聞朝刊)