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『何のために働くのか』
P112

 そういう問題をいつも山ほど抱えながら経営をしていますが、それが嫌だと思ったことは一度もありません。なぜならば、それが自分の成長につながるものだと確信しているからです。すべての試練が自分の人間的成長を促してくれていると思えば、それを拒む理由などどこにもありません。
 人間は仕事を通じて自分自身を磨き、高めていくことができるのです。何があっても動じずに自らの意志を貫き通せるような胆識ができあがるまで、自分を磨いて、成長し続けなくてはいけません。安岡先生の言う「風韻」を発するような格調の高い人間になるまで、やり続けなくてはなりません。