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中曽根元首相「歴史的意義のある会談に」

 最近までの中国の政権は、どちらかといえば日本との友好関係を推進していこうというのではなかった。これに対し胡政権は今までとある程度転換して、新しい世界を開こうという決意がみられる。それが、7日に交わされた第4文書(日中共同声明)にもよく表れている。

 胡主席はあまり策略を用いて相対するタイプではないように思われる。割合に正直で、まっとうな政治家ではないか。2013年までの任期中に新たな日中関係が定着していくだろう。

7日の共同記者会見で、中国で言っていることと同じことを発言していた。チベット問題は中国国内で非常に重大な問題であり、東京で別のことを言うわけにはいかないという政治性をもった問題ゆえの発言だったと解釈する。