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【わが道わが友】嘉悦大学学長・加藤寛氏(1)

 実学の“教科書”となったのが、英国の経済学者で、福祉の問題を追い求めたA・C・ピグーの「厚生経済学」だった。これは分配、成長、安定の3つを総合的に論じているのが特徴だ。

旧ソ連経済は「計画経済」と称されたが、研究してみると、まったく計画的ではなかった。それで、私が目標とする「福祉の向上」は、資本主義でやるしかない、との意を強くしたのだった。