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中川秀直公式Webサイト - トゥデイズアイ : （ビジョン）「多種多様、開放、統合の市民社会」に向かおう by nakagawa

米国の共和党や英国のサッチャー元首相の政策をまねするしかないと思う政治家がいれば、グローバル化と日本人自身の価値観の変化を無視して、昔のような政治を復活したい政治家もいる。第３の道があるはずだとする政治家はいるが、それがどういう道なのか、歩んでいけばどうなるかというビジョンを示していない。福田康夫首相は第３の道を望んでいると思うが、内心はどうあれ、国民に向かって説明しないならリーダーシップがあるとはいえない。

いじめられないように人と同じことをしようとすることに全エネルギーを注ぐ中に、明日の活力はない。

民主党は不平・不満・怒りで権力をとろうとしている。しかし、不平・不満・怒りの中で、次の世代のことを忘れてはいけない。不平・不満・怒りで、次世代につけ回しをして放蕩するようなことがあっては、これまで「次世代のために」といって黙々と今日の日本を築き上げてきた先人たちに申しわけがたたない。