ペイリン氏、敗れても2012年大統領選の有力候補になる可能性
ペイリン氏は、敬虔(けいけん)な福音主義者
Evangelicalism
カソリックの思想家の中で、信仰や実践について、中世後期の教会と結びついたものよりも、より聖書的なものに立ち返ろうとする人々」のことを指したとされる。
当時は、福音主義への対立概念は「教皇主義」で、カトリック教会では、教皇が地上におけるキリストの代行者として権威を主張する。福音主義、教皇主義は、それぞれ「プロテスタント」と「ローマ・カトリック」と言い換えられる。
右派政党を通じて宗教的道徳・価値観を法制度に反映することを主張する勢力
個人の自由を重視するリバタリアンと区別される。
カトリックはWASPと対立する民主党の支持層の一つであり、いわゆるマイノリティに属する(例:ブッシュ対ケリー)。著名な右派が「カトリック教会は邪教である」と言って憚らない程である。
アメリカの場合、カトリック教徒は「教皇空位主義者」(Sedevacantist、対立教皇を参照)を除き、中絶や同性愛を容認するキリスト教左派が多い。アメリカのカトリック教徒がリベラルな民主党の貴重な支持層である事からもそれは窺える。