有名になるにはメディアにもっと露出することが必要です。そうなるとアウトプットはいいのですが、肝心のインプットは間違いなく手薄になります。
ネット住人がなぜマスコミをこうもバッシングするのか。それは露骨な党派的編集と並んで、タレント・コメンテーターの発言が「的中しない」からなのです。
私はたえず「有名無力、無名有力」ということを言う。特に若い人によく言う。
君たちは決して有名になろうとしてはいかん。
有名は多く無力になる。
そうではなく、無名にして有力な人になることを考えなければならない。
本当に有力な人になろうと思ったら、なるべく無名でおることを考えなければならん。
有名になったら、もう何もできなくなるのです。
現代の名士を見たらわかる。そんなことを言うと悪いけれども、
名士の中には本当に偉い人は少ないですね。
名士になるまでは偉かったのです。
立派な名士になることは、立派な馬鹿になることが多い。
そうでなければあんなミスが大臣や議員に起こるわけがない。
気がつかなかった、失敗であった、というのは馬鹿になっておる証拠です。
本当に偉くなろうと思ったら、なるべく無名でおらないといけません
そればかりでなく、名士になると何もできなくなるのです。
あっちの義理、こっちの差し障り、いろんなことで身動きがとれなくなる。
これは偉くなった人は皆わかる。
心ならずも何もできないということになってしまう。そして一言一行が響きますから、
どうしても臆病になってしまうのですね。無名であれば、何をしようが自由自在でしょう。
だから有力に働ける。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090120#1232456405
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090205#1233820844（エコノミスト）
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090113#1231843110（アナウンサー）
