弁護・検察側に提供 法廷発言記録 最高裁方針『口頭審理に集中を』
音声認識システムは法廷に設置したカメラやマイクで発言を録音・録画。同時に発言内容を自動的に文字化してDVDなどに記録する。キーワードや発言者などを入力すると、検索した部分が文字と映像で再生される。
裁判員裁判は口頭でのやりとりが中心になり、法廷は連日開かれる。弁護人、検察官は、法廷での発言内容を詳しくメモしなければならなくなるとの指摘が出ていた。
弁護、検察側双方に提供されるデータは音声と文字のみ。動画はプライバシー保護のため提供されない。