Y紙は野球絡みで不愉快だ、A紙は左巻きだから駄目だ、
M紙は二流以下だから読むに耐えない、S紙は右翼だから嫌いだ、
と主人は思いつく限りの新聞に悪態をつき、呆れた私が、
「じゃあN経にすれば」
と言ったら、
「俺は真面目なのは疲れる(^^ゞ」
転妻のオバハンの言うことは、いつも一見もっともらしくて、それでいてひっくり返っていて、しかもそのことについて論証がないでしょ。
現代思想にやられとるからです。
一見もっともらしいことを書いて読者を頷かせておいて、ひっくり返った物を飲み込ませる例のパターンです。
麻生首相、新聞に不信感「しばしば偏る」
問題点にバチンとハマることを「中」という。
議場にノースリーブで現れたり、黒燕尾で海水浴に行ったりするのは「中」ではない。
「偏っている」と批判するとき、それは相手が「偏っている」ことのみならず、反射的効果として自分は「偏っていない」ということを言外に意味する。
これが混ぜこぜになったまま議論するから論点が整理されないのだ。
麻生の場合、それなりの教育を受けているはずだからどこかで聞きかじったことを修羅場を経験することなく半可通の知識でもってしゃべっておるのです。
唯一無二
定型台詞であって、いわゆるキメ台詞ではない
「最初から開いている穴にはメスは刺さるっっ!!!」
キマっとるーーーーー!!!
歌舞伎なら大向こうから声がかかる瞬間ですよ。
あの台詞を春野さん並みにキメられる蘭寿さんってつくづく稀有な存在だと思います。